DJをするにあたって音源が大量に必要になってきますが、J-POP/アニソンの類でするとなると、一般的なDJする用の曲のようにレコードプールや配信サイトがあるわけではないので、曲をどうやって探す(掘る)のか、音源をどのように入手するか、というのが課題になってきます。
コスパも含めた効率の良い音源集めの方法を考えた結果、自分は音楽系サブスクと宅配CDレンタルサービスを使い倒すという方法を今では実践しているので、その内容について記載していきます。
この記事の対象者
- J-POP/アニソンでDJをする場合、どのように曲を掘っていけばいいのか
- J-POP/アニソンでDJをする場合、どうやって音源を収集したらいいか
- できるだけお金のかからない音源収集方法が知りたい
上記のような悩みを持った方向けの記事になります。この記事にて次のようなことを知っていただけるかと思います。
- J-POP/アニソンを探すのに適した方法はなにか。その方法で具体的にどう探していくか。
- 比較的コストのかからないJ-POP/アニソンの音源収集の仕方と実際にどのくらいかかるか
音楽系サブスクを使って曲を掘りまくる
サブスクで効率よく曲を探す
まずは曲の探し方についてですが、今ならサブスク音楽配信サービスを使ってスマホで聞くというのが一番だと思います。
サブスクには以下のようなメリットがあります。
- メジャーな新曲はほぼ間違いなく聴けるし、過去の曲やマイナーな曲も大量にある。
- 新曲やお気に入りをもとに選んだオススメの曲など、様々なプレイリストが公式で用意されている。
- ユーザが特定のテーマで集めたプレイリストなどもけっこう役に立つことがある(EDM系アニソンとか四つ打ち系J-POPとか)
- 気にいった曲に関連する曲、その曲を好きな人が他に好きな曲など、芋づる式に曲を掘っていく機能がある。
スマホ一台あればいつでもどこでも上記のようなメリットを享受できます。なお、有料プランにしたほうがストレスなく曲の試聴ができておすすめです。月額料金はかかるものの、その他の手段でサブスクほど効率的に曲を探せる手段は無いと思います。
どのサブスクを利用するかは好みでいいのではないかと思う
詳しい比較については他サイトに任せたいと思いますが、ネットで調べた内容踏まえてJ-POP/アニソンDJが曲を掘るという目線で考えると、利用するサブスクは以下が安牌かと思われます。
- Youtube Music ⇒ Youtubeの動画も聴ける(サブスク未解禁曲も聴ける)
- Apple Music ⇒ Apple系の製品との連携が強い。
ただ、上記以外のサービスも含めて曲数だったり機能とかにそう大差あるように見えないので、最終的にはUIとか使い勝手とか好みでいいのかなという気もしています。
強いてあげるならプレイリスト関連の機能が使いやすいと、この後説明する楽曲収集方法もストレスなく行えます。
曲を聴きまくって気に入った曲はプレイリストに入れておく
あとはサブスクの公式プレイリストや公開プレイリストなどをもとにひたすら曲を聴きまくります。
ポイントとしては音楽を聴くというのをどう習慣化するかだと思います。食事、通勤・通学、入浴など日常的に行う作業と合わせて音楽を聴くことを習慣にすると自然とできておすすめです。
「入手予定プレイリスト」をあらかじめ作っておいて、気に入った曲が見つかったらそこに入れておきます。
メモとしてだけではなく、サブスクによってはプレイリストに登録済の曲はおすすめ曲から外してくれたり、マークなどがついてプレイリストに登録済であることが分かったりするので、過去に掘った曲との重複を避けることができて便利です。
宅配CDレンタルサービスで節約しつつ音源を集める
「入手予定プレイリスト」に入れた曲がある程度たまったら音源を集めていきます。
ここでおすすめしたいのが宅配CDレンタルサービスです。
宅配CDレンタルサービスがどういうものか簡単に説明すると、ネットで注文するだけでレンタルCDが登録した住所に送られてきて、返却するときも郵便ポストに投稿するだけ、というサービスになります。
メリットとして以下が挙げられます。
- CD購入やダウンロード購入するより安く済む
- 安価に高音質な音源を入手可能
- それでいて手間もかからずCDの保持や処分の必要もなし
- 目的の曲以外の音源もゲットできる
メリット1:CD購入やダウンロード購入するより安く済む
レンタルなのでCD購入やダウンロード購入するより比較的安く済みます。
欲しい音源が10曲あった場合にかかる費用を比較すると以下のようなイメージになります。
※CDは新品/中古、シングル/アルバム、ダウンロード購入はファイルフォーマットといった条件によって大きく費用が変わるので、自分の経験ベースで以下の想定で計算した費用になります。
- 欲しい音源がシングルだと1曲、アルバムだと4曲くらい入っていることが多いので、CDの場合はシングル2枚、アルバム2枚が必要。また、CD購入では新品、中古それぞれ1枚ずつ購入すると仮定。
- ダウンロード購入は基本AAC/MP3(320Kbps)を購入するが、高音質で持っておきたい曲もあったりするので、AAC/MP3は7曲、FLAC/ロスレスは3曲購入すると仮定。
| 音源入手方法 | かかる費用 | 補足(計算のもとにした金額) |
|---|---|---|
| CD購入 | 約4940円 | シングル新品:約1200円 シングル中古:約110円 アルバム新品:約3300円 アルバム中古:約330円 |
| ダウンロード購入 | 約3170円 | AAC/MP3(320Kbps):約260円 ロスレス/FALC:約450円 |
| 宅配CDレンタル | 約2500円 | CD1枚レンタル:約250円 ※まとめ割などを利用する前提 |
自分のケースでの計算ではありますが、10曲だけでも上記ような差があるので、年間何百曲と音源を集めてそれをこの先ずっと続けることを考えると大きな差になってきます。
ちなみに宅配CDレンタルはまとめ割などがだいたいどのサービスでも使えるのでそれを利用した前提となります。(これを使用しない場合はおそらくダウンロード購入より高くなります)
またダウンロード購入は全部AAC/MP3でいいよって感じならだいぶ宅配CDレンタルと差は無くなってくるかと思います。
メリット2:安価に高音質な音源を入手可能
高音質な音源が欲しい場合に、CDレンタルならFLACやWAVなどでリッピングできるので、CD購入やダウンロード購入と比べて安価に高音質な音源を入手することが可能になります。
ちなみにリッピングについてですが、Windows Media PlayerだったりiTunesだったりでもできますがCDの状態によってはうまく読み取りできない部分が発生したりすることが(自分は遭遇したことはないのですが)あるらしいです。中古CDやCDレンタルの場合は特に注意です。
なるべくExact Audio Copyなどそういったエラーにも対応してくれるリッピング用のソフトを使用したほうが無難だと思います。
メリット3:それでいて手間もかからずCDの保持や処分の必要もなし
単純に音源を入手する手間という観点で見ればダウンロード購入が最強ですが、宅配CDレンタルは上述のようなメリットがありながら特別手間がかかるということもありません。
ネットでぽちっと注文するだけで数日後には住んでいるところのポストに専用の袋に入ったCDが届きます。また、リッピングが終わって返却するときは、専用の袋がそのまま返却用の袋に変わるので、それを最寄りの郵便ポストに投稿するだけです。
CDを大量に購入した場合、それを保持するために家のスペースを奪われますし、処分するにしても捨てるのは楽といえば楽ですが、売りに行ったりするならその手間もけっこうかかるかと思います。
メリット4:目的の曲以外の音源もゲットできる
これはCD購入した場合でも同様ですが、CDから音源を入手すると目的の曲以外の音源も自動的に手に入るので、他の曲も聴いてみて気に入ったのがあればそのままDJソフトに入れることが可能です。
そのためなるべくシングルよりかはアルバムを選んだ方が良いと思います。
どの宅配CDレンタルサービスを使うかはお好みで
宅配CDレンタルサービスについては代表的なものとしては以下があります。
- TSUTAYA DISCAS
- ゲオ宅配レンタル
- DMM CDレンタル
自分はDMMの宅配CD単品レンタルしか使ったことがないので、具体的な比較結果とかは出せないのですが、ネットで調べる限りは料金もサービスもそんなに大差ないのでこれも好みで良いのではないかと思います。
CD届くのに時間がかかったりそもそもなかったりがデメリット
宅配CDレンタルのデメリットととしては以下のようなものがあります。
- 新作など人気のあるCDはレンタル待ちになるなど、注文してから音源を入手するまでに時間がかかることが多いので、音源がすぐ欲しい場合には向かない。
- そもそもCDに収録されていない曲はレンタルできない。またCDにはなっていてもマイナーだとレンタル対象になっていないことも多い。
上記のような場合で宅配CDレンタルで入手できない曲は、CD購入やダウンロード購入で入手することになります。
音源収集が完了したものは入手済プレイリストに入れておく
音源が手に入った曲については、「入手予定プレイリスト」から外します。
ただ、そうすると今度は過去に入手した曲の重複防止などができなくなってしまうので、「音源入手済プレイリスト」を別に作っておいてそちらに入れておくといいです。
参考:自分の場合
参考として自分が現在実践しているやり方を簡単に記載しておきます。
曲を掘る作業
- 使用サブスク:
Youtube Music(Youtube Premiumに加入しているので) - 音楽を聴くタイミング:
毎朝散歩するときと出かけた時の歩く時間や電車に乗る時間 - やり方:
普段は「おすすめのミックス」「ニューリリースミックス」のプレイリストをひたすら漁る。そのほか気分によって聞きたいジャンルがあったらそのジャンルのプレイリストを聴いたり、特定のテーマ(”4つ打ちアニソン”とか)でプレイリストを検索したりする。
Youtube Musicはプレイリストに入れてある曲かが良くわからないので、気に入った曲が見つかった時点で「入手予定プレイリスト」「入手済プレイリスト」の両方に入れるようにしています。 - コスト:
Youtube Premiumの月額1280円の料金のみ
Youtube Musicの「おすすめのミックス」「ニューリリースミックス」はホーム画面からアクセスできます(下画像のオレンジ枠)。

ジャンルで探したい気分のときには「探索」の「ムードとジャンル」から辿ったりします。

特定のテーマで探したいときは検索欄から検索をかけます。

音源入手作業
- 使用サービス:
DMM宅配レンタルの単品CDレンタル
mora - やり方:
「入手予定プレイリスト」に入れている曲をDMM宅配レンタルの単品CDレンタルページで検索。(曲名でもアーティスト名でも検索できる)
CDがヒットすれば「レンタルバスケット」に追加して、ある程度たまったらまとめ割を使って注文。(なるべくアルバムの方がいい。シングルと値段は変わらないが他の曲の音源も手に入る)
CDがヒットしない場合はmoraでダウンロード購入。基本はMP3(320Kbps)で特別持っておきたいものだだけFLACやロスレスで購入。(正直なところサブスクでマイナー曲が見つかりすぎてCDがなくダウンロード購入もだいぶ多い。。) - コスト:
DMMの単品レンタルは1枚約200~300円ほど。(新作か旧作かが一番値段に影響するもよう)
月平均レンタル枚数:約14枚
月平均金額:約3,195円
moraでのダウンロード購入はMP3が250円前後、FLAC/ロスレスが400円前後ほど。
月平均曲数:約17曲
月平均金額:約5,494円
DMMの宅配単品CDレンタルは宅配レンタルのページから「単品レンタル」のメニュー内の「CD」を選択すると表示できます(下画像の左上オレンジ枠)。※「DVD/BD-ray」と間違えやすいので注意

検索窓(上画像の上部真ん中あたりと上部右上のオレンジ枠)に”CD名”か”アーティスト名”か”曲名”を入力して検索できます。
そのほか疑問に思いそうなところ
そのほか初心者の方が楽曲収集で疑問に思いそうなところを自分なりに回答します。
TVサイズ版とフルサイズ版はどちらがいい?
個人的にはフルサイズ版にしといたほうが良いと思っています。そのほうがCメロやDメロなど変化のある部分をDJプレイ内に取り込めて面白いものになると考えています。TVサイズ版の尺にしたい場合はホットキューを使ってうまくスキップさせることもできます。
ただ好きな曲を集めるのではだめ?
これはもう各DJさんの哲学によるのだと思います。当然自分の好きな曲でDJするのが楽しいに決まっていますけどDJしやすくするためにはジャンルなどをしぼって曲を集める必要があります。
お金も時間も無限にはありませんので、バランス良くというのが理想にはなりますが、冒頭で記載したとおりJ-POP/アニソンはジャンルやBPMを指定して楽曲収集できるようなサービスはありませんので、ひたすら気に入った曲をかき集めていくというやり方しかないようにも思います。
ちなみに自分は好きな曲だけでやっています。そもそもが自分の好きな曲でDJやってくれる人がいないというのでやり始めましたし、お家DJするだけで人前に出たりはしないので。そのため今回紹介しているやり方もとにかく好きな曲を増やすという方向性になっています。これを続けていけば自然と自分の好みのジャンルの曲が増えていくのではと考えています。
どのくらい曲を集めればいい?
ひとまず最低ラインの話をすると、自分の経験上、15分~20分くらいの短いDJ MIXを作るのにだいたい10曲前後が必要になります。なので最初はその10曲前後を選ぶためにも30~50曲ぐらいはあるといいんじゃないかという気がします。
ただ、上記の30~50曲もJ-POP/アニソンで集めるとおそらくBPMすらばらっばらでまとまりのないDJプレイになると思いますので、もっともっと曲は増やしていく必要があります。自分の感覚では同じくらいのBPMの曲が100曲ほど集まれば十分楽しくDJプレイできます。
おわりに
続々とサブスク連携してDJプレイできるようになってきていて、音源の収集がそもそも不要という流れもあるかと思いますが、自分の場合だとサブスク連携を使用することができないので、まだまだ音源収集は継続していく必要があります。(サブスク連携が自分は使用できない理由についてはこちら)
負担なく曲の探索・音源収集を続けていくためにも、なるべく金銭的なコストを抑えながら効率的な方法を模索していった結果、今回紹介した「楽曲を掘るのは音楽系サブスクを使い倒す」「音源を入手するのは宅配CDレンタルを使い倒す」という形に行きつきました。
今回紹介した方法が少しでも役に立ってくれればうれしいです。


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