PCの音声をDJコントローラー経由で出力することで音質を下げずにPC環境をミニマル化した話

もともとPCからの音は据え置き型USB-DACをかましてDJ用と併用しているスピーカーから出していたのですが、ミニマル化を進めるためにUSB-DACをやめてDJコントローラーのDA変換を使うようにしてみたという話です。

DJコントローラ経由での音の出し方だったりやってみた感想とかも書いていくので、DJコントローラをお持ちの方で機材増やしたくないけどPCの音質は良くしたい、といった方にも役立つ内容かと思います。

本記事は以下の環境で実践した結果になります。他の環境でうまくいくかは分かりませんのでご注意ください。

  • Windowsでrekordboxを使用したPCDJ環境
  • DJコントローラはDDJ-1000を使用

PC環境の構成をどう変えたか

最初に大まかに今回実施した自分のPC環境の変更点について記載します。

今使用しているスピーカーがTRS入力とRCA入力の2系統があるので、「BEFORE」では

  • USB-DACのRCA出力 ⇒ スピーカーのRCA入力
  • DJコントローラのRCA出力 ⇒ スピーカーのTRS入力

という構成にして、同じスピーカーからPCの音はUSB-DAC経由で出力、PCDJの音はDJコントローラから出力という荒業を使っていました。これを「AFTER」のようにPC音もDJコントローラ経由で出す形にして経路を一本化しました。

DJコントローラはサウンドカードを内蔵しているので、PCの音質を落とさないようにしつつ、以下の機器・ケーブルを削ることができました。

  • USB-DAC本体
  • USB-DACとPCを接続していたUSBケーブル
  • USB-DACとスピーカーを接続していたRCAケーブル

PCの音声をDJコントローラ経由で出すには

PCDJをする環境ができているのであれば、PC側の音声出力設定をDJコントローラに切り替えるだけでDJコントローラと接続しているスピーカーからPC音声を出力させることができます。

Windowsの「設定」の「システム」⇒「サウンド」から出力DJコントローラの選択をすればOKです。
以下は参考までに自分の環境での例ですが、使用しているのがDDJ-1000になるので「サウンド」の「出力」に「PIONEER DJ DDJ-1000」と表示されるのでこれを選択します。

上記を選択してもスピーカーから音が出ない場合は以下について確認してください。

  • rekordboxが起動していないか
  • ドライバーを最新化する

rekordboxが起動しているとドライバ周りが競合してうまく音が出ないことがあるようです。また、そのDJコントローラで使用するオーディオドライバーも最新化していないと音が出ない事象が発生しますので最新化を実施してください(自分は最初これで音が出ませんでした)。

オーディオドライバーについてはお持ちのDJコントローラの公式ページからダウンロードできるかと思います。自分の場合だとDJコントローラはDDJ-1000でPCはWindowsですので以下です。

実際にやってみてどうだったか

使い勝手としてはPCを起動したらDJコントローラも一緒に電源を入れるだけですので特に負担になるようなことはないです(USBバスパワーで動くタイプならそれすら不要になるかと思います)。

音質についてはUSB-DACを使用していた時と比べると若干悪い(なんだかぺらっとした音になった)という感覚はありますが、PCやPCモニターなどから出力するよりかは断然良いですし充分許容範囲でした。

トータルとして充分ありな選択肢ではないかと思うのでしばらくこれで使ってみたいと思います。

ちなみにPCを起動している間はずっとDJコントローラも起動しなくてはならないので電気代が少し気になったのですが、チャッピー(分からない人のために記載しとくとChatGPTです)に計算してもらったところ、仮に一日12時間使用しても月に数百円くらいという感じだったのであまり大きく気にするほどではないようでした。

以下が変更前後の画像になります。左側が変更前、右側が変更後で、上の画像はスピーカー裏の様子、下の画像はPCを入れているルーターボックスへの配線の様子です。

画像だと伝わりづらいかもですが、ケーブル1本減るだけでも少しすっきりした感じがするのでやってよかったなと思います。

あと画像取り忘れたのですがUSB-DACもルーターボックス内に入れていたので、ルーターボックス内も少しすっきりしました。

なぜこの構成変更をしたか

今回の構成変更を実施した理由としては、スピーカー周りの配線が気になっていたからです。

PCの音質を上げるために外付けの据え置き型USB-DACを使用していましたが、外からでも見えるところにあるスピーカーへの接続ケーブルについては日常的に気になってしまうので、どうにかならないかなあと思っていました。

ただ、単純にUSB-DACを止めるだけだと今度はPCの音質に不満がでてしまうので、チャッピーさんに相談してみたところ、「だったらDJコントローラ経由で音を出せばいいよ!サウンドカードが内臓されてるので音も改善されつつ配線も増えないよ!」って言われてなるほどと思い今回実施に至りました。

おわりに

今回の変更でPCの音質を下げずにミニマル化するという目的をいい感じに達成できたのではないかと思っています。

音を良くしようとしたりDJ環境を整えようとしたりすると、どうしてもたくさんの機材や広いスペースが必要となってきますが、自分と同じように物持ちたくないスペースが取れないという方の参考になれば嬉しいです。

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