原曲を使ってrekordboxでPCDJする人向けのホットキュー活用術(実践編)

rekordbox

設定編の続きで実践編です。

曲を取り込んだ後に実際どういう流れでホットキュー設定するの?ってところを書いていきます。

はじめに

本記事は以下が完了した前提で記載してます。
(以下の内容について分からない方は、ネット上でいろいろ記事が見つかると思うので調べてみてください)

  • rekordboxに曲をインポート
  • 楽曲の解析
  • グリッドの調整
  • BPMの調整

最終的にはこれになります。

実際のホットキュー設定の流れ

rekordboxの「PERFORMANCE」モードで実際にDJコントローラ使って曲をかけながらつけていくのがやりやすいです。

設定編と同じくアイドルプリキュアの「笑顔のユニゾン♪」を例として、実際に自分がやっている手順で設定していきたいと思います。

曲をDJコントローラに読み込んだ直後ではrekordboxは以下の状態です。

頭から曲を再生します。

”キミに届け~”のボーカル部分が始まって、しばらくするとイントロが始まります(“Let’s GO!!”の後から始まるメロディーの頭)。
そのタイミングでDJコントローラ側で「ホットキューA」のボタンを押します。

曲はそのまま流しつつイントロの長さカウントします。(ホットキューのコメントに入力するのは拍数ですが、カウント自体は1,2,3,4、2,2,3,4…の具合に小節数で数えて4倍する方が自分はやりやすいです)

イントロが終わってボーカル1番が始まるので「ホットキューE」のボタンを押します。(”やっほー”の”ほ”の位置)

カウントしていたイントロの長さは8小節=32拍というのがここで確認できます。

そしたらrekordbox側で「ホットキューA」部分で右クリックし「コメントを付ける」を選択して”32″を入れます。

「ホットキューE」の方も、”やっほー”がイントロのラストに少し被るので、コメント入力で”<“を入れときます。また、ボーカル部分なので色も青に変更します。

そのまま曲を流し続けて間奏部分まで来たら「ホットキューB」を押す。(”キミと歌を咲かそう~”の”そ”の位置)
同時に間奏の長さをカウントします。

ボーカル2番が始まるので「ホットキューF」を押す。

「ホットキューB」に間奏の拍数を入力します。また、”咲かそう~”のロングトーンが間奏部分まで続くので”>”を入力します。(記載する順番としては拍数は後にしたほうが自分はしっくりきます)

「ホットキューF」は青色に変えてコメント欄は特に被りとかはないので”-“を記載しておきます。

曲が進んで間奏(Cメロ)が来たら「ホットキューC」を押す。(”見せるから~”の”ら”の部分ではなく、その後のメロディー始まる部分に着けてます。)

特に被りもないのでコメントには”-“を入れます。またCメロなので色も黄色にしておきます。
(この部分でつなぐことはほぼないし、長さも長いことが多くてカウント大変なので拍数は今回は入れてません)

ラスサビ始まったら「ホットキューG」押します。(”キミのハート”の”ハ”の位置)

”キミのハート”が間奏のラストに少し被るのでコメントには”<“を入力し、色を青に変更。

次のはあってもなくてもいいですが、ラスサビ最後の”キミに届けるんだ”の後少しメロディー変わるので一応「ホットキューH」を打っておきました。

“キミに届けるんだ”がはみ出しているので”>”をコメントで入力して色を青に変更。

最後アウトロが来たら「ホットキューD」を押す。(”キミと歌を咲かそう~”の”そ”の位置)
同時にアウトロの長さをカウントします。

“咲かそう~”のロングトーンがアウトロ部分も続くのでコメントに”>”を入力。
そしてアウトロの拍数も入力。(ややこしいんですが、アウトロのメインのメロディーが5小節=20拍続いた後に、最後締めのメロディーが1小節半=6拍あるって感じなので”20+6″としてます)

最後に飛ばすことのできるホットキュー情報を追加していきます。

DJコントローラ使って実際に試しながら使えそうなのを追記します。
「ホットキューB」の少し手前まで曲を戻して、「ホットキューB」の位置に来たタイミングで「ホットキューC」を押し、違和感なくつながるか確認する、といった具合です。

よく使うのは「ホットキューB」から「ホットキューC」、「ホットキューD」なのでそこから見ていきます。
「ホットキューB」から「ホットキューC」へ飛ばすのは、「ホットキューB」終わりのボーカル被り(コメントの”>”相当)がありボーカルが変に途切れるのでなしですね。

「ホットキューB」から「ホットキューD」へ飛ばすのは問題なさそうので「ホットキューB」のコメントに”D”を追加します。

あとは、「ホットキューC」へ飛ばす箇所も欲しいので「ホットキューF」から「ホットキューC」から試してみたところ違和感はそんなになかったので、「ホットキューF」のコメントに”C”を追加しました。

ホットキュー設定は以上です。

少し手間ありますが、慣れて曲飛ばしながらやれば1曲1~2分で終わると思います。
(自分は曲聞きつつやりたいので1曲分そのままの時間かかりますが、そもそもrekordboxに入れるのは気に入った曲なので苦ではないです)

思ったより長くなったので具体的にこれどう役立つの?はまた今度書きたいと思います。

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